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こんにちは。
さくら🌸ブログへご訪問いただきありがとうございます。
子どもの『弱視』をご存じですか?
我が子が小学1年生(7歳半)の時に弱視と診断されました。
???頭の中はパニックです。
弱視と診断される前も、検診3歳児や目やにが出る、目がかゆいなどの理由で眼科を受診したり、小学校へ上がる前の就学時検診、そして小学校入学後の健康診断と、何度も視力検査をする機会がありましたが、今まで弱視なんて言われたことがありませんでした。
それなのになぜ?
弱視 とは
『弱視』とは、眼鏡やコンタクトレンズで矯正しても視力がでない目のことを言います。 裸眼視力が0.1以下であっても、眼鏡やコンタクトレンズで矯正して1.0以上の最大矯正視力がでれば『弱視』ではありません。
弱視を治すには期限がある
弱視を治すには期限があることをご存じですか?
眼の機能、両眼視機能(両眼で立体的にものを見る力)の発達には成長の期限があり、およそ6歳くらいまでに機能の獲得をしないと今後視力の獲得は難しいようです。
このような説明をされましたが、我が子は7歳半で弱視が発覚しました。すでに期限を過ぎた年齢です。
我が子が弱視と診断されました
眼科に受診するきっかけとなったのは、兄弟げんかでした。兄の手が目に当たり少し充血。大丈夫とは思ったのですが、念のため近くの眼科を受診しました。
すると医師から…
「お母さん、大変ですよ!お子さんは右目だけ弱視です。視力が出ません。」と告げられたのです。
???頭の中はパニックです。
今までそんなこと言われたこともないし、何かの間違いではないか!?と、地域で評判の良い眼科医のもとへ受診に行きました。
やはり同じ診断が下されました。『右眼、強度の遠視による弱視』です
私の心臓はバクバクです...。
こちらの眼科では、9歳までがタイムリミット!といわれました。8歳、9歳で弱視が治ったという事例も報告されているそうです。
「小学校低学年以下であれば、あきらめずに治療を行っていくので、頑張って治しましょう!」と心強いお言葉をいただき、治療を開始しました。
治療開始
日々の生活
- 屈折検査をおこない、それをもとに眼鏡を作成
- 眼鏡を常時装用
- 学校から帰宅後は、すぐに左眼をアイパッチで遮蔽
- 三ヶ月間は2週に1回、その後は月1回の受診
眼鏡とアイパッチを用いての治療を開始しました。
右目のみが悪かったので、健全な方の目(左目)をアイパッチで遮閉したり、アトロピンという目薬をさして一時的に見えにくすることで、悪い方の眼の発達を促す方法をおこないました。
息子の年齢は7歳半、治療の目的を話すれば分かる年齢だったので、眼鏡をかけたりアイパッチをすることに対して嫌がることもなく、スムーズに治療を進めていくことができました。
弱視を治療しなかったり治らずそのまま成長してしまうと、目が疲れやすくなり、学校の授業で長く教科書を読むことが辛くなったり、勉強に集中することができない場合もあるそうです。
更には運転免許取得にも影響すると言われました。
5歳から習い事で空手をやっていましたので、治療中も継続していいものか心配しましたが、そのままやって良いとのことだったので、本人も安心したようです。
治療の効果
眼鏡とアイパッチを用い、定期的な検診、検査を続け、2ヶ月後、3ヶ月後と、医師の想像以上に回復し、治療を開始した1年後には、眼鏡とアイパッチの使用もなくなり、視力も1.0まで回復しました。
その後も小学校6年生までは半年に1度、定期的に検診を受けてきました。
まとめ
子どもは片目が見えにくくても、それが当たり前に生活しているため、見えにくいと訴えることは殆どないようです。
我が子も本人から見にくさを訴えられたこともなく、検診でも視力低下といわれたことがなかったので、弱視ということに全く気が付かなかったのです。
というよりも、弱視といういう言葉すら頭に浮かんだことがありませんでした。
しかし、その頃の本人の様子を振り返ると、外遊びをしていると片目をつむり、眩しそうにしていたのはよく覚えています。この目をつむっていたのが、眩しかったからではなく、見にくかったサインだったのかもしれません。
息子の弱視に気付いたのは、兄弟げんかで目に手が当たったおかげです。
今でも兄に感謝しています。
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さくら🌸