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皆さんは、お箸をきれいに持つことができますか?
今回は、【正しい箸の持ち方】保育園での教え方・スプーンの持ち方がカギ!をテーマにお話していきます。
いつ頃、どのように箸が使えるようになったか覚えていますか?
お子様が箸を使う年齢になるまで、余り気にされたことがないかと思います。
実際に、我が子が箸に興味を示し持ち方を教えようとしても、どうやって教えれば良いのかわからないと思う親御さんは非常に多いです。
この記事では、『正しい箸の持ち方、保育園ではどうやって教えているの?スプーンの持ち方がカギ!ってどういうこと?』いうお父さんお母さんの疑問にお答えしていきます。
お箸の練習は何歳から?
早いと2歳から練習を始めているお子さんもいますが、3歳頃から始めるのが一般的です。
3歳~5歳は、手指を使う動作の発達が伸びる時期ですので、お箸トレーニングに適した年齢と言えます。
しかし、お箸が持てるようになるには、段階を踏むことがとても重要です。
年齢や周囲に合わせるのではなく、お子さんの発達の様子を見ながら進めていくことが大切です。
段階を踏むことでスムーズにお箸へと移行できますので、その段階をお話していきますね。
手先の発達を促す遊びに有効なのが粘土遊びです。合わせてご覧ください↓😊

お箸に移行するまでの段階・教え方
1.手づかみ食べ
離乳後期、9~11ヶ月ころになると、自分で食べ物を口に運ぶ手づかみ食べが始まります。
手づかみ食べをすることで、食べ物に興味を持ったり、感触を味わったり、触る、摘まむ、口へ運ぶなど、様々な機能が発達し、後のスプーンやフォークが上手に持てたりと、赤ちゃんの成長に嬉しいことがたくさんあると言われています。
十分な手づかみ食べを経験させてあげることが大切ですね。
2.スプーンの逆手もち
スプーンを持たせる時に声をかけていただきたいのが、『スプーンの逆手もち』です。
お箸は手首をひっくり返した逆手もちになりますので、スプーンから箸へとスムーズに移行できます。
スプーンやフォークですくう際、上手くお皿に手を添えられないとお皿がずれたりひっくり返してしまうことありますよね。お子さんとお母さんのストレス軽減にも吸盤付きプレートをおすすめします。
【吸盤付きプレート】 ★ひっくり返らないのでストレスフリー

3.スプーンの3点持ち
お箸を持つには、手首の回転と、親指、人差し指、中指の3本の指先の力が必要です。
スプーンの逆手持ち=手首の回転ができるようになりましたら、次のステップです。
『スプーンの3点持ち』
『3点持ち』とは、人差し指と親指を、鉄砲でバーンと打つようなの形にして、人差し指と親指の間にスプーンを入れて挟み、残りの指で軽く握る。という持ち方です。
ペングリップともいいますが、この3点持ちができるようになってから、箸へと移行することをおすすめします。
3点持ちができていないと、握り箸や食べ物を箸で突き刺す、突き箸などの癖がついてしまう可能性があります。
1度癖がついてしまうと、直すのに時間がかかり、お子さんにも親御さんにも負担となってしまうでしょう。
お箸を持ちたいと言ったから、お友達が使っているから、という理由で安易にお箸に移行してしまうことはおすすめしません。
焦らず、お子さんの様子を見ながら箸へと進めていただきたいと思います。
小学校では、給食時に箸を使用しますので、小学校入学までには上手に箸が使えるようになるといいですね。
※小学校入学までに身についていると安心なことをまとめています。ご参照ください↓😊

箸の選び方~おすすめトレーニング箸
トレーニング箸には、「補助付きタイプ」と「くぼみタイプ」があります。
では、実際どのように使い分ければ良いのか、選び方のポイントとおすすめのトレーニング箸を紹介していきます。
1.はじめは「補助付きタイプ」から
初めて練習するには、「補助付きタイプ」がおすすめです。
指を入れるリングが付いていますので、指先で固定する力が弱くても、簡単に箸でつまむことができます。
持つ場所がずれたり、箸を落とす心配もありません。
また、上下の箸も固定されていますので、スムーズに箸を動かせる工夫がされています。
まずは簡単に持てて、お子様のやる気を持たせてあげることが大切ですね。
~補助付きタイプのおすすめトレーニング箸~
*下へ行くほど難易度が上がります。
【補助付きタイプ(リング)】 ★指を入れる場所が固定されているので、小さなお子様でも無理なく練習できます。

【ケース付き】 ★ケース付きだと持ち運びに便利ですね。

【中指と人差し指でシリコンを挟んで練習するタイプ】 ★まっすぐ開けてまっすぐおろせます。 ★シリコンは取り外して市販のお箸に装着できます。

【箸が平行に持てるように作られたトレーニング箸】 ★リングタイプより先が細くなっています。

2.お箸の正しい持ち方を習得するには「くぼみタイプ」
「くぼみタイプ」とは、指の形に合わせたくぼみやマークが付いているので、そこに指を当てて箸を持つ、というタイプのお箸です。
1の「補助付きタイプ」に比べると、補助が付いていない分、ぐんと難易度が上がります。
指先で固定する力を付け、少しづつ練習していくことをおすすめします。
箸が上手に持てないという親御さんにもおすすめです。
お子さんと一緒に練習するものいいですね。
~「くぼみタイプ」のおすすめトレーニング箸~
【三点支持箸(子供用・大人用)】 ★私の一押し! ★我が家の子ども達も、エジソンのリング付きタイプからトレーニングを始め、こちらのくぼみタイプ、三点支持箸へと移行し、今では皆上手に箸を使っています。

【六角知能箸】 ★私が以前勤めていた保育園でも使用しておりました。 ★他園でも使っているという話もよく聞きます。

3.箸の長さ
どちらのタイプを選ぶにしても、子どもの手の大きさにあった長さの箸を選ぶことが大切です。
使いやすい箸の長さは、手の長さ(手首から~中指の先)+3cmとされています。
2歳までは13㎝、3~4歳で14.5㎝、5~6歳で16㎝、7~9歳で18㎝、大人が22~25㎝と言われています。
4.素材
トレーニング箸には、主に2種類あり、プラスチック製と木製です。
どちらを選んでも大丈夫です。
プラスチック製は、色やデザインが選べるものが多く、お手入れも簡単なのでお子様に選ばせてあげるのもおすすめです。
また、箸先に滑り止めが付いているものをおすすめします。
木製は、手にしっかりと馴染み、物が掴みやすい感じがします。
遊びの中に箸の練習を取り入れる
お箸の準備ができましたら、食事で使う前に遊びの中にお箸の練習を取り入れるのがおすすめです!
- スポンジを大中小と、大きさを変えて切り分け、掴む練習をする。
- 小さいものが掴めるようになったら、あずきに挑戦!
- お父さんやお母さんと、「何個掴めるか競争~!」と、練習を遊びに変える。
作るのは大変!という方は、市販品もありますので紹介します。
【はじめてのマナー豆】 ★対象年齢3歳以上 ★大粒のまめなので、無理なく練習できます。★ドラえもん・ポケモン・くまのプーさん・すみっコぐらし・4つのキャラクターから選べるので、お子様の好きなキャラクターで練習できます。 ★お箸の先にシリコン製のキャップ付き。取り外しができるので、お子様の段階に合わせて練習できるのも嬉しいですね。

少しでも上手に持てたら、すぐ褒める。
褒められると、モチベーションアップに繋がりますね。
また、普段から、手先を使う遊びを取り入れたり、お絵描きの際にも、クレヨンや色鉛筆の持ち方も3点持ちで握れるよう声掛けしていくことをおすすめします。
まとめ
【正しい箸の持ち方】保育園での教え方・スプーンの持ち方がカギ!をテーマにお話してきました。
箸の持ち方をマスターするには、スプーンの持ち方がとても重要になります。
お箸を上手に持てるようにしてあげることは、親から子への一生のプレゼントではないでしょうか。
色々な種類のトレーニング箸があり、迷ってしまいと思いますが、初めはお子様が好きなキャラクターの箸で練習すると、やる気UPに繋がりますね。
*リング付きである程度箸の感覚を覚えましたら、早めに次の段階へ移行することをおすすめします。
✓ くぼみタイプに慣れるまでは補助付きと交互に使う。
✓ 食べ始めはくぼみタイプを使用し、途中で補助付きに変える。
など、お子さんの様子を見ながら無理なく練習することが大切です。
お箸が負担になり食事が楽しくない、ということにならないよう、少しでもできたら褒めるを繰り返し、モチベーションアップに繋げていって欲しいと思います。
トイレトレーニングと同様に、進み具合ややる気も個人差がありますので、嫌がるときは一旦トレーニングを中断するという選択も必要になります。
小学校入学までにお箸が使えるようになることを目標に、前向きな気持ちで練習していただけたらと思います。
お父さんお母さんの中には、お箸を上手く使えないという方もいらっしゃるかもしれません。
この機会に、お子さんと一緒に練習してみてはいかがですか?
お箸に興味を示す2~3歳頃は、トイレにも興味を示し時期ですね。すでに練習をしていたり、そろそろ始めないとなぁと思っている親御さんも多いのではないでしょうか。トイレトレーニングの進め方をまとめています。ぜひご覧ください↓😊
