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「子どもが言うことをきかない」「わがままばかり」もしかしたら、お子さんの「試し行動」かもしれません

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こんにちは。

さくら🌸ブログへご訪問いただきありがとうございます。

子育ての悩みは尽きませんね。

2歳から5歳くらいの子どもに多く見られる試し行動。

「試し行動」って聞いたことありますか?

お父さんお母さん、保育園や幼稚園の先生、周囲の大人が、どこまで自分の行動を許してくれるのか。

ということを試すために、わざと困らせるような行動や叱られる行動を取ったり、わがままを言ったりします。

・「最近全然言うことを聞いてくれない」

・「すぐに怒ってわがままばかり言っている」

もしかしたら、それは「試し行動」なのかもしれません。

この記事では、なぜ、試し行動をとるのか、試し行動にはどんな行動があるのか、合わせて対処法も解説していきます。

もしかして…。というお父さんお母さんの、保育園や幼稚園の先生方も参考にしてください。

目次

試し行動とは

試し行動とは、わざと周りの大人たちを困らせ、自分の行動にどのくらい反応するか、どこまで許してくれるのか、どうしたら興味を持ってもらえるのか、といった他者との関係性を確かめる行動です。

1.なぜ、試し行動をするの?

試し行動をすることによって、

・「自分への愛情がどのくらいあるのか」

・「この人はどんな人なのか、信頼してもいいのか」

幼稚園や保育園に通うようになり、不安や緊張といった、さまざまな要因が重なり

自分への愛情を確かめるといった、子どもの心理が隠れている場合があります。

2.試し行動の具体的な例

  • わざとおもちゃを投げたり、壊したりする
  • わざと食べ物を吐き出したり、飲み物をこぼしたりする
  • テーブルや壁に落書きをする
  • わざと嘘をつく
  • わざと大きな声を出す
  • 指示したこととは別のことをする
  • 注意されても続ける

3.試し行動をされたらどう対応すればいいの?

子どもが試し行動を取ったときは、すぐに感情的に注意したり否定するのではなく、なぜそのような行動を取ったのかという、子どもの気持ちを受け止めることから始めます。

赤ちゃん返りによる試し行動

この赤ちゃん返りも試し行動の一つと言えます。

「ママが妊娠した」「弟や妹が産まれた」という環境の変化による試し行動です。

今まではママは自分の物、自分だけが可愛がられていたところに弟や妹が出現したのです。

これはお兄ちゃんお姉ちゃんにとっては一大事ですね。

例えば、ママの膝に赤ちゃんがいると赤ちゃんをどかそうとしたり、赤ちゃんの上に座ろうとしたりして、ママを取り返そうとします。

その行動にママは、「今赤ちゃんが座っているでしょ!」「危ないからあっち行ってなさい!」などどと怒ったり、お兄ちゃんお姉ちゃんをそばに近づけないようにしてしまうと、試し行動の更なる悪化に繋がってしまう可能性があります。

そんなときは、赤ちゃんに少し間待っていてもらい、お兄ちゃんお姉ちゃんを抱っこしてあげると、気持ちが落ち着き、ママの膝から離れていくでしょう。

また、赤ちゃんをお兄ちゃんお姉ちゃんの膝に乗せてあげるのも効果的です。

自分はお兄ちゃんお姉ちゃんなんだ、と意識するようになっていきます。

自分を見てもらいたいという気持ちからくる試し行動

この行動は、自分も注目してもらいたい、気を引きたい、という気持ちから、わざと大きな声をだ出したり、怒られるような行動を取ることがあります。

例えば、褒められたり注目されている子を叩いたり、物を投げたり、大きな声を出したりします。

この場合、過剰に反応してしまうと、「怒られれば注目してもらえる、怒られることをすれば自分に関心を向けてもらえる」といった、誤った認識をしてしまうこともあるので、注意が必要です。

NGな対応方法

  • 過剰に反応する
  • 感情的に怒ったり罰を与える
  • 無視する
  • 他の子どもと比べる

このような態度を取ってしまうと、子どもは傷つき、試し行動がひどくなってしまうこともありますので、慎重に対応することが必要です。

その時々で態度を変えてしまうと、子どもは混乱してしまいます。

一貫性を持ち、対応することが大切です。

そんなこと言われてもどうしたらいいのかわからない。

だから困ってしまうんですよね。

OKな対応方法

1.子どもの気持ちを受け止める

まずは、子どもの気持ちを受け止めてあげてください。

子どもの話を良く聞き、なぜそのような行動を取ってしまったのか、行動の背景を探ることが大切です。

そうすることで、子どもは自分のことを理解してくれようとしている、自分の気持ちを分かってもらえるという安心感から、徐々に試し行動が収まってくるでしょう。

2.いけないことはきちんと伝える

気持ちを受け止める=受け入れるではありません。

いけないことは、きちんと伝えます。

例えば、子どもが物を投げる場合、「物を投げてはいけない!」とただ行動だけを注意するのではなく、なぜ物を投げてはいけないのかを説明してあげてください。「物が当たったら痛い」「怪我をするかもしれない」「物が壊れてしまう」などと、具体的に伝えてあげることが大切です。

3.愛情を伝える・スキンシップをとる

試し行動は、どれだけ自分に関心を持っているのか、どこまで許してくれるのか、という不安や緊張といった心理状態からくる行動なので、しっかりと愛情を伝えることが大切です。

愛情を感じ取ることができると、不安が軽減され、試し行動も落ち着いてくるでしょう。

具体的な愛情方法は…。

・顔を見て話を聞く

・ぎゅうっと抱きしめる

・「ありがとう」と感謝の気持ちを伝える。

など、あなたのことが大好きですよ!と日ごろから愛情をたっぷり伝えることで、子どもは情緒が安定してきます。

まとめ

これって、もしかして試し行動かも、と思ったら、いけないことはいけないとはっきり伝えてください。

その際過剰に反応したり、頭ごなしに注意するのではなく、きちんと理由を伝えることが大切です。

そして、子どもをよく観察し、気持ちを受け止め、あなたのことを大切に思っている、大好きだよ、ということを言葉や表情、スキンシップを通して、根気よくお子様と向き合っていくことで、子どもの気持ちは安定し、試し行動も徐々に軽減されていくでしょう。

最後までお読みいただきありがとうございます。

子育ての一助になれば幸いです。   

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さくら🌸

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