こんにちは、当ブログの管理人保育士のさくらです。当ブログではアフィリエイト広告を利用しております。
今回のテーマは『イヤイヤ期の対応方法4つ&すぐ効く効果的な言葉かけ!』
『イヤイヤ期』という言葉を聞くだけで、親としては頭を抱えてしまいますよね。
『イヤイヤ期』とは、1歳半~3歳頃まで、誰もがおとずれる「魔の2歳児」とも言われている成長時期になります。
ほんの少し、「こんな対応方法があるんだ。」「こんな言葉かけもあるんだ。」と知っているだけで、気持ちが楽になります。
最後までお読みいただくと、お子さんと笑顔で接することができるでしょう。
まさに今、イヤイヤ期のお子さんを抱えて悩んでいるお父さんお母さん、これからイヤイヤ期に入ろうとしているお子さんをお持ちのお父さんお母さん、そして保育士さんにも役立つ情報となります。
それでは、『イヤイヤ期の対応方法4つ&すぐ効く効果的な言葉かけ!』を見ていきましょう!
イヤイヤ期の対応方法 4つ & すぐ効く効果的な言葉かけ
- 共感する。 「そうだね~」
- 選択肢を与える。 「○○と○○どっちにする?」
- 見通しを持たせる。 「○○が終わったら○○しよう!」
- 何をやってもダメだったら、諦めて見守る
1.共感する
共感するとは、お子さんが泣いているとき、怒っているときに、
「そうだね~、○○が嫌だったね~。」
「そうだね~、○○ができなくて悔しかったね~。」
と、お子さんの泣いている、怒っている、という気持ちを、
「そうだね~、わかったよ~、お母さんはわかってるよ~」と、イライラする気持ちをグッと抑え、取りあえず受け止めてあげる。
これだけでも、子どもは落ち着くことがあります。
2.選択肢を与える
「○○と○○どっちにする?」
例えば…
- 公園で遊んでいて、「まだ帰りたくない!」 ➡ 「もう1回、遊んだら帰ろうか!滑り台と鉄棒、どっちで遊ぶ?」と、子供に選ばせます。
- 着替えたくない! ➡ 「水玉のスカートと花柄のスカート、どっちを履く?」
- 食事中、もう食べたくない! ➡ 「最後一口、ソーセージと卵焼き、どっちを食べる?」
というように、子どもに選択肢を与えます。
すると子ども自身も、自分で選んだ!という満足感を得て納得することが多いですよ。
~ここで、特に『イヤイヤ期』の子どもに言ってはいけない言葉があります~
それは、否定語です。
「ダメでしょ!」「何言ってるの!」「できないでしょ!」などの否定的な言葉です。
どうですか?お子さんの言葉に、すぐ否定的な言葉で返していませんか?
私たち大人も、何か言ったことに対してすぐに否定的な言葉が返ってきたら、面白くないし、余計反抗したくなりませんか?
子どもも大人と同じです。一人の人格を尊重した言葉、まずは「そうだね~」と共感することで、また違った行動をとるかもしれませんよ。
3.見通しを持たせる
「○○が終わったら○○しよう!」
子どもは、急に予定が変更になったり、集中している時に中断させられることに、なかなか柔軟に対応できません。
そこで…
- ご飯食べ終わったら○○しよう。
- 時計の長い針が○○まで来たら、片付けようね。(時計や数字がわかるお子さん)
- 今日のお迎え、いつもより早く行かれるかもしれないよ。
というように、前もって予定を伝える。見通しを持たせる、ということです。
これは、保育園でもよく使っている言葉かけです。
前もって、次の行動を伝えておくのと、急に言うのとでは、子どもの行動に大きく差が出ています。
4.何をやってもダメだったら、諦めて見守る
実はこれが一番、大事なことかもしれません。
泣いているのに放っておくのは可哀そう、心が痛い、と思われる親御さんも多いと思いますが、子ども自身も、自分で諦める勉強にもなります。
「放っておく=勝手にしなさい」ではなく、泣き止んだり、近寄って来たときには、優しく抱きしめてあげたり、しっかりと話を聞いてあげてくださいね。
まとめ
- 共感する。 「そうだね~」
- 選択肢を与える。 「○○と○○どっちにする?」
- 見通しを持たせる。 「○○が終わったら○○しよう!」
- 何をやってもダメだったら、諦めて見守る
以上イヤイヤ期の対応方法と4つとすぐ効く言葉かけについてお話してきましたが、❶~❸をやればすべて上手くいく、スムーズにいく、というわけではありません。
お子様一人ひとり違いますし、体調によっても変わってきます。お父さんお母さんだって、毎日やることが沢山あります。
そんな時は、❹の諦めて見守る!です。泣き声もBGMだと思って、お子さんが自分で折り合いをつけ、泣き止むのを見守ってあげてください。
イライラしたり、悩むことは誰でもあります。
でも、ただ一つ伝えたいことは、ひとりで悩まないで!ということです。
イライラしたり、悩んだとき、「あっ、そういえば、こんなこと言っていたな~」と思い出していたたけましたら幸いです。
いつしか、「あんな大変な時期もあったな~」と笑い話になる日がきますので、焦らず、ゆっくり、自分を大切に子育てを楽しむ感覚を持ってほしいと思います。
こんな方法もあります。合わせて参考になさってください↓