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子どもの行動は視覚から~言葉で言うより見せる方が効果的~保育士が行動カードを伝授します

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こんにちは。

さくら🌸ブログへご訪問いただきありがとうございます。

お父さんお母さんの声掛けに、お子さんは行動できていますか?

・朝の支度に時間がかかる

・準備がなかなか進まない

・何回も同じことを言っているのに動かない

このようなイライラを持っているお父さんやお母さんは多いのではないでしょうか。

今回は、保育園で実際に行っている、子どもが行動するようになる、行動できるようになる方法をお話します。

目次

子どもの脳は未発達

『言われたことを行動に移す』

これは、聞いた言葉を1度脳に取り込んでから行動に移すということです。幼い子どもにとっては、とても難しいことなのです。

しかも、聞いたこと、言われたことを長い時間覚えておくこともできません。

大人はメモを取るなどの方法で忘れないように記憶を残すことができますが、幼い子どもはメモを取るなんてことはできませんよね。

そこで、【行動カード】の出番です。

目で見たことって、聞いたことよりも覚えていませんか?

「行動カードってな~に~?」

行動カードとは、子どもが見て、「今何をやるのか」「次に何をやればいいのか」がわかるようになるカードです。

「どんなカードを用意すればいいの?」

  • ご飯を食べている時のカード
  • お片付けのカード
  • トイレのカード
  • Tシャツ、ズボン、靴下、かばん、靴……などのカードです。

行動カードの作り方

作り方

用意するもの:のり・はさみ・厚紙・カードを入れる箱・イラスト(厚紙や箱は、牛乳パック等のリサイクル品でOK!)

  1. イラストを探す:雑誌や写真、インターネットから探す(子どもに動いてもらいたい行動の絵やイラスト)
  2. 牛乳パックに探したイラスト貼り、大きさに合わせて切る
  3. カードを入れる箱は、子どもが入れやすいか大きさか、確認する

絵が得意な方は、描いてあげると、お子さんも喜びそうですね。

絵が苦手、インターネットで探すのも……絵が苦手という方は、イラストカードの本も販売されています。 

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では、実際にどうやってカードを使うか、見ていきましょう。

カードの使い方

カードを見せるときは、必ずお子さんの目の前で、しっかりと見せます。

お片付けをして欲しい時➡お子さんの顔の前にカードを出して、「お片付けします」と声を掛けます。

トイレに誘う時➡ 1.はじめに、トイレにカード入れ(箱)を置いておきます。 2.「トイレに行きます。」とカードを見せて誘います。 3.行きたくないという子には、カードを持たせて、トイレに置いた箱に入れるよう声掛けしていきます。 

保育園に行く支度をして欲しい時➡園服、かばん、帽子のカードを、子どもが見える目線に貼る

これらのように、動いて欲しいな、お支度して欲しいな、という時に、カードを活用して子どもの意欲を高めていきます。

まとめ

「行動カード」は、子どもが目で見て分かる➡行動する。を目的としています。

また、お父さんお母さん、保育士さんが、何度も同じことを言わなくても済む、というメリットもあります

作るのに、「面倒だな~、作る時間がない。」と思われるかもしれませんが、子どもがスムーズに動いてくれれば時間短縮になりますし、イライラしなくて済む。となれば、作る手間より大きなメリットがあります。

ぜひ、「行動カード」を作って活用してみてはいかがでしょうか。

最後までお読みいただき、ありがとうございます。

イヤイヤ期の対処法も合わせてご覧ください。

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いつもありがとうございます。

さくら🌸

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