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「甘やかす」と「甘えさせる」の違い

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こんにちは、当ブログの管理人保育士のさくらです。アフィリエイト広告を利用しております。

今回のテーマは【子どもの甘え

皆さんはお子さんの甘えをどう受け止めていますか?

甘えには2種類あります。

1.甘やかす

2.甘えさせる

言葉は似ていますが、全く違うんです。

「甘やかす」とわがままに、「甘えさせる」と情緒安定に。

では、何が違うのか一緒にみていきましょう。

目次

「甘やかす」と「甘えさせる」の違い

1.甘やかす

「甘やかす」とは、子どもが要求していないのに、大人の都合で抱っこしたり、物を買い与えたりすることです。

可愛いからと大人しく寝ている赤ちゃんや、一人遊びを楽しんでいるところに「○○ちゃ~ん可愛いね~」と抱っこしてしまう。

そして大人が満足すると子どもを下ろす。

子どもは抱っこされれば気持ちいいし、お父さんやお母さんの匂い、肌の感触、心臓の鼓動で安心しますよね。

しかし安心しているところで下ろされてしまう。

すると、「もっと抱っこして~」と泣き出す。

このような経験をされた方は多いのではないでしょうか?

子どもが要求していないのに大人の勝手な思いで子どもをあやしたり遠ざけたりしてしまう

これでは子どもは混乱してしまいますね。

物を買い与えるのも同じです。

「この前は買ってくれたじゃん。なんで今日は買ってくれないの!?」 となってしまうわけです。

また、一度「今日は買わないよ!」と約束したのに、「子どもが泣いたから」「ぐずぐずするから」「怒るから」と子どもの機嫌で意見を変えてしまう。

これも子どもがわがままになる原因の一つですね。

大人は、子どもに言ったことを守る。一貫性を持つことが大切です

このように、大人が一貫性を持った態度を示すことで、子ども自身も、「泣いてもダメなんだ!」「怒ってもダメなんだ!」と我慢したり、自分の気持ちをコントロールすることを覚えていきます。

子どもがぐずぐずしたり駄々をこねられると、イライラしてしまいますよね。そんな時の対応方法は?こちらの記事で詳しく書いています↓

2.甘えさせる

「甘えさせる」とは、子どもが要求してきたときに共感し、受け入れてあげるということです。

「抱っこして~」「これやって~、できない~」ということありますよね。

子どもを甘やかしてはいけない!と思っている親御さんやおじいちゃんおばあちゃんなど、昔はよく言われていたことではないでしょうか。甘えさせるとわがままになる!とよく耳にしますよね?その為、子どもが抱っこして欲しいと泣いていても、甘やかしてはいけないと、心を鬼にして突き離してしまうことありませんか?

「わがまま言って!自分でできるでしょ!」と言ってしまうことありますよね。

しかし、ここでは十分甘えを受け止めてあげて欲しいと思います。

「抱っこして~」「これやって~、できない~」というのは、子どものわがままではなく、「寂しいよ~」「助けてよ~」という心のサインです

この心のサインを受け止めてあげないと、どんどんエスカレートしてしまいます。

まずは「抱っこして欲しいの~?」「何ができないの~?」と気持ちを受け止めてあげてください。

そこから少しづつ距離を離していき、自分でできるように促してあげて欲しいと思います。

子どもの「イヤイヤ期」頭を悩ませていませんか? イヤイヤ期の『対応方法・すぐ効く言葉かけ』をまとめています。↓

まとめ

「甘やかす」と「甘えさせる」は、言葉は似ていますが違いがあることをご理解いただけたかと思います。

✓ 「甘やかす」= 本人(子ども)の要求がないのに

✓ 「甘えさせる」= 本人(子ども)の要求があったら

子どもの要求があるかないかの違いですね。

お子さんが甘えを求めてきたときは、まずは十分に受け止め、甘えさせてあげて欲しいと思います。

受け止めてもらえたという安心感で情緒が安定し、「自分でやろう!頑張ろう!」と意欲が湧いてきます。

しっかりと受け止めた後で、「これは手伝うね!これはやってみようか!」というように、徐々に自分でできるよう声掛けし、促していくとよいでしょう。

「自分でもできた!頑張った!」と達成感をたくさん味わい、自信を付けさせてあげたいですね。

たくさんたくさん甘えさせてあげて欲しいと思います。

最後までお読みいただきありがとうございます。

いつもありがとうございます。

さくら🌸

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